里山の紅葉が美しい季節を迎えた。
小春日に誘い出され、剱の見える山麓(さんろく)をいつものように車でウロウロしていたら、鮮やかな「赤」を見つけた。そこは周りを田畑に囲まれた一角のとある部品工場の駐車場だった。
剱に夕陽(ゆうひ)が回り新雪の山肌がほんのりと赤みを帯びてきた。写真を撮り終えて赤い木の正体を確かめると、ウルシの仲間だった。
明日の天気は、日本海から寒冷前線が南下、低気圧が急速に発達し、北陸は夜半から大荒れの予報。高い山はこれで何度目の雪になるだろうか?