先に出版した「剱岳遠近 憧れの山」との姉妹本。
空撮も含め主に山岳から撮影した65作品でハード版として構成したもの。
推薦文にはモンベル会長、編集・構成には山と渓谷社のH氏の協力が大きな支えになった。
また、出版費用ではクラウドファンディングで多くの支援者を集めた。
2023年9月28日初版発行 高橋敬市フォトギャラリーNATUR
朝日新聞富山版に2013年から10年間連載した368作品の中から新たに厳選した62枚で構成。 その中には初めてドローンで撮影した作品も含まれている。
平野や山麓から撮影した作品を中心にソフト版としてまとめた写真集。
印刷は地元富山県でも人気の山田写真製版所。
2023年8月11日初版発行 高橋敬市フォトギャラリーNATUR
2001年に富山県の北日本新聞社から出版した「立山杉」を新たな視点で新作を加え、 東京の22世紀アートから電子出版したもの。
立山杉の新たな魅力を電子書籍で再発見出来たらという思いを込めて—
2023年7月6日発売 22世紀アート
北陸中日新聞富山版に4年 半、二百回(2006年4月〜2010年10月)にわたり
「立山連峰―季 節のたより」と題して富山県内の海・山・河川、農山村港町など
ふるさと富山の風景を連載した。
その中から新たに88景 を再編集し「立山連峰 心の原風景」として
193ページの写文集にしてまとめたもの。
自然に恵まれた富山の四季折々の素顔が満載!
2011年12月22初版発行 ハート工房
「北陸」というキーワードの一つは、日本の三霊峰・三名山の二つが互いに存在することなんです。その名峰に魅せられ、富山(芦峅寺)と金沢にそれぞれ移り住み、「立山」と白山をライフワークに撮り続ける二人の写真家の競作写真集。まさに立山と白山は北陸の岩屏風、雪屏風、そして花屏風、緑屏風である。
序文「北陸に寄せて」故廣瀬誠
2004年5月31日出版 東京新聞出版局
25.5cm×24.7cm カラー72ページ、白黒12ページ
北アルプス「大日岳・大日平」をテーマにした写真集。立山の写真集はたくさんあるのに「大日」の写真集がない?というので、大日小屋の杉田健司氏、大日平山荘の佐伯直樹氏、それに私の三人で出版費用を分担して作りました。この「大日燦燦」(さんさん)というタイトルも気に入っています。飯田肇(立山カルデラ砂防博物館学芸員)の寄稿文、杉田三江子さん、故佐伯民一さんのそれぞれの山小屋の歴史話なども編集しました。
2002年7月22日出版
17cm×18cm カラー72ページ
立山の何か一つをテ−マを決めて、自然はみんなどこかでつながっているーというのがこの立山自然シリーズの写真集なんです。さて、第5作目は、富山県の県木、立山の神木でもある、「立山杉」。1991年5月、立山の美女平の森で偶然出合った一本の古木に感動。以来、四季折々10年間よく飽きもしないで(笑)撮り続けてきたものをまとめました。カラー72ページ。 平英彰、松久卓、柏樹直樹、廣瀬誠の各氏に貴重な寄稿文を寄せていただきました。デザイン、五島道広氏、地図監修は佐藤武彦氏。
2001年12月25日出版 北日本新聞社
17cm×18cm カラー72ページ
立山の花でまとめた一冊。これまでに立山の花の本はたくさん出版されていましたが、ほとんどが図鑑ものだったので、それならばと写真集で企画しました。花の咲いているだけが花ではない−というこだわりをずっと前から持っていました。花の解説を佐藤武彦氏(ナチュラリスト)にお願いたところ、すぐ快諾してもらい、うれしかったなァ。私の故郷に、高知県生まれの世界的な植物学者、牧野富太郎博士がいらしたこともあって、その牧野植物園の協力も得られました。本のレイアウトや編集は息子と妻にそれぞれ役割分担して(笑)やってもらいました。多謝。
2000年8月13日出版
17cm×18cm カラー72ページ
1996年から弥陀ヶ原ホテルで仕事をさせてもらう機会があって、それまで少しずつ撮りためてあった未発表の作品に、新たに2年間かけて、集中的に取材したものをまとめた写真集です。編集は、アキ編集室の岡田順一氏、推薦文は船尾美津子さんにお願いしました。タイトルは、私の敬愛する写真家、前田真三氏の「上高地散策」から「散策」をヒントにしました。印刷は地元の利をいかして、(色校から初稿まで4回やってもらいました)富山県黒部市にある菅野印刷でしました。
1998年1月4日出版
17cm×18cm カラー58ページ
「風光明媚」という名前を使って、剱岳をテーマに作った姉妹集です。(初めから立山と二冊つセットで作ろうと考えていました。)デザイナーは五島道弘氏。故藤平正夫氏の推薦文も気にいっています。写真集としては小型の部類ですが、小粒でもピリリと辛い、小気味いいものを!そんな信念で企画、編集、出版しました。この写真集も皆様のおかげで3000部を2年で完売。現在改訂第二刷。
1996年7月29日出版
17cm×18cm カラー57ページ
初めての写真集で、写真家として自分の作品が本になる−これほど嬉しいことはないですよね!立山をテーマに決め、写真選びからはじめていって、自分で作った本を自分で売る−こんなポリシーを持って作った本なんです。初版は3000部刷りました。でも、もし売れなかったらどうしよう?そんな不安もありましたが、いろんな人のお蔭でこの写真集は、現在は9000部までいった(自分では)ベストセラー!なんです。
1992年11月25日出版
17cm×18cm カラー59ページ
チングルマは高山植物の中で誰にも知られているバラ科の可愛いい花。
花びらが紅くなるタテヤマチングルマ、
咲き終わった花後の面白い風車の様子、草ではなく樹木で年輪があること―などなど
北ア・立山に咲くチングルマの四季を通して見つめてみました。
子供向けでなく大人も楽しめる写真絵本。
2012年2月 福音館書店
このガイドブックの仕掛け人はブルーガイドの橋本晨宏氏で、日本アルプスの続編です。編集はビスタの岡田好江さん。白馬岳から針ノ木、蓮華岳までの後立山方面や朝日岳などを夏から秋にかけて集中的に取材しました。山小屋関係者の方々にはいろいろお世話になりました。
2001年5月 実業之日本社
山岳雑誌「岳人」からはじめて出版したガイドブック。最初、本の出版の話があった時、ああ、ようやく(オレも)この辺りの山域を自分の縄張り?にして、堂々と写真を撮っていけるんだなァ、と感無量でした(笑)。しかし、どうゆう訳か、地元の(富山)書店を捜しても、この本はどこにも置いていない!ウムムム・・・。「山溪」の本はたくさん並んでいるけれどネ(笑)。
1999年7月出版 東京新聞出版局
南アルプス、中央アルプス、北アルプスを、6人の執筆者、清水隆雄、高橋敬市、津野祐次、寺田政晴、中西俊明、降旗義道の各氏がそれぞれ担当して出来上がったガイドブックです。私は立山・劔・雲ノ平方面を担当しました。
1999年4月出版 実業之日本社
136年ぶりに立て替えられた雄山山頂の神殿を、解体から遷宮式まで、二年間にわたって追い続け取材したドキュメント。「こういったことは記録としてきちんと残しておかないと・・・」アキ編集室の岡田順一氏の言った言葉が印象的だった。その岡田さんのアイデアから生まれた「記録写真集」といってもいい。
広瀬誠先生をはじめ、佐伯令麻宮司、宮大工の酒井仁義氏、学芸員の米原寛氏、金山秀治氏、志鷹新樹氏、佐伯千尋氏から寄稿を頂いた。私は写真を担当させてもらった。これは富山県史に残る本だと、自分でも確信しています。(送料無料でお送りできます。)
1996年12月出版 たてやま山岳出版会
この本は山小屋を辞めて、フリーの写真家として独立した後、子供向けに作ったライチョウの写真物語り。文も一応、自分でちゃんと考えて書きました。当たり前だけど(笑)。初めて印税を貰った本でもありました。しかし写真でメシを食べていくのは大変なことなんだ、というのもよく分りましたネ(笑)。
監修は湯浅純孝氏、ライチョウ研究会の皆さんにも大変お世話になって出来た本です。ライチョウは富山県の県鳥。
1986年7月出版 偕成社
北アルプス立山にある、剣御前小屋に勤務していた時、出版した初めての本。中学生の頃から気象に興味を持っていて、高校では地学クラブに入っていました。恩師の山崎子良先生からいろいろ教わり、将来は今で言う気象予報士になりたいと本気で思っていました。
この本で一番苦労したのが、資料やデーター集め。大きなお腹を抱えた妻と一緒に東京の大手町にある、気象協会に行って二人でせっせとノートに書き写した(笑)。
ただ残念だったのは、写真が白黒だったので、せっかくのきれいな雲の色が出せなかったこと。雲は私の写真の原点。いつか「雲」の写真集を出版できたらーそうゆう夢を持っています。
1982年10月出版