剱から昇った満月が常願寺川の川面に映る光景を久しぶりに見た。ただし、山と月との明暗差が大きかったために月が白くとんで、太陽?のような雰囲気になってしまった。
普段撮る写真はフィルム中心だが、こういった写真はデジタルにはかなわない。最近は機材を使い分けながら撮影しているが、ただ、肉眼では見えないものが特にデジタル映像の世界では感度や高倍率ズームによって簡単に写ってしまう。
本当は、煌々(こう・こう)と川面を照らす青ざめた月をイメージに描いていたが、気象条件によっても異なり、思いは外れた。これも写真。自分の好みではない。