2015年11月22日
剣岳遠近(おちこち)
朝光の中 北陸路に冬の使者 富山市大場から

屋敷林の後に朝光が射す剱を撮影中、突然小さな鳥の群れが飛んできた。

瞬時の出来事。季節の移行は、鳥たちもさまざまな住処を求めて旅をする。

ホトトギス、カッコウ、オオルリ、キビタキ等の野鳥たちは、

既に南の国に飛び立ち、代わってシベリアから冬の使者、白鳥が北陸路に飛来してきた。

気象庁では気象観測のほかに、動植物の季節観測もしている。

鳥類ではウグイスやヒバリ、ツバメ、モズなど初見や初鳴を観測することによって、

季節の遅れや進み具合など、生活情報のひとつとしても参考になろう。