2011年11月26日
立山連峰季節のたより
ケヤキ大樹

たまたま通りかかった車窓から、民家の屋根に色づいた
一本の欅(ケヤキ)の木が目に入った。
富山県内には屋敷林をはじめ、民家の庭にはほれぼれするような
大きな樹木が人目を楽しませてくれる。
その時は曇空で写真を撮らずそのまま素通りしたが、
数日後、天気のいい日にカメラを持ってその大木のある民家に立ち寄った。
柿が実った白い壁のお倉をポイントにして、写真右端の杉は枝先が
雷でも落ちたのだろうか?枯れている。
写真が新聞に掲載される頃にはこの木はもう冬木立に変わっているだろう。
欅は新緑もいい。写真を見ながらみずみずしい若葉の頃を想像していると、
ふっとある好きな歌がひらめいた。
♪汽車から降りたら小さな駅で〜という歌詞ではじまる懐かしいメロディーの曲。
イギリスのポピュラー歌手、トム・ジョーンズの歌で、
1970年代に大ヒットし、記憶ではそれからチェリッシュが、今、森山良子が歌い、
そして私は密かに一人ハーモニカで吹いている。
♪庭に聳える樫の木よ〜、子供の頃に登った枝もそのままよ〜
思い出のGreen grass of home。


ペンタクス645N 80〜160_ズームレンズ F4,5
オート(絞り優先)F22 1/20秒 フジクロームベルビア100F(RVPF)