2011年9月10日
立山連峰季節のたより
犬と釣り人

珍しく友人に撮影会のモデルになってもらい神通川で撮った鮎釣り風景の一コマ。
ここは水の流れ方が緩急自在で、たとえば画面の上部から飛び跳ねるように流れ込む水と、
右から下流方向へ流れる水の動きや色の表情などが面白かった。
写真の撮り方の一つに“四隅を大切に”というセオリーがあるが、
そういった意味ではもう少し竿の先(右上)までピントを合わせたかった。
さて、いい撮影場所というのは釣りをする人にとって必ずしも格好の漁場とはかぎらない。
撮影から解放された釣り人は水を得た魚のごとくさっさと自分の釣り場へと向かった。
仕上がった写真を見ると、少年のまま(失礼)のオジサンとそれを見守る愛犬がなんともいじらしいツーショットに映っていた。
「主人」待っとられ〜、今、釣ってやっからな〜
「犬」・・・

「犬と釣り人」
ペンタックス645N 80〜160_ズームレンズ F4.5
オート(絞り優先) F19 1/90秒 プラス0.3補正
フジクロームベルビア100(RVP)