偶然、雷鳥の親子に出くわした。
写真を写したいのは人情だが、しかし、いざカメラに収めようとなると、
こちらも神経を使う。夏の時期、子連れの親はヒナを守ろうと警戒心が強いからだ。
観光客がよく携帯で雷鳥の写真を撮っているのを見かけるが、春のような愛嬌のある
ポーズをとってくれない。うまく撮るコツは、できれば望遠レンズで適度な距離を
保つことで、追いかけながら撮るとかえってハイマツの中などに逃げて逆効果になる。
子連れの雷鳥を見かけたら、写真を写したいのは人情だが、遠くの方から静かに
見守ってあげたい。
はじめての人には雷鳥の観察会に参加するのがいい。
お勧めはナチュラリスト(富山県自然解説員)の案内で自然解説を聞きながら
立山室堂平一帯の散策を楽しむことができるツアーがある。
詳しくは立山自然保護センターまで
〒930-1414
富山県中新川郡立山町芦峅寺(室堂平)
076-465-5213
ペンタックスLX 80_〜210_ズーム F4
F5.6 1/250秒
コダクック・エクタクロームダイナ ED200