2011年4月16日
立山連峰季節のたより
麗らかな山里から

立山山麓の山里に春爛漫の季節が訪れた。
今年の春は一足も二足も季節が早く巡ってきた感じで、
そのぶん冬があっけなく終わった。(2009年)
村はずれにあるこの周辺は水田や畑が広がり、
立山連峰の眺めがよい所である。
満開の桃の花が空に浮かび上がるように、
また、その背景に白い山脈(やまなみ)の大日岳を配した。
桃の枝が垂れているのはたぶん雪の重みによるもので、
この木の右側は枝が折れ、痛々しい姿をしていた。
その中で、端正な三角に尖った杉の木だけが真っ直ぐ天を突いている。
さて、雪の多い所では梅も桜も桃もみんな一緒に咲く。
まさに百花撩乱である。


ペンタックス67 75_レンズ F4.5
F16 1/60秒
フジクロームプロビアRDPU