2011年3月19日
立山連峰季節のたより
大空へ羽ばたく親子の白鳥

富山市の野中地区はハクチョウの越冬地で “白鳥の里”として知られている。
20年ほど前、たまたま田んぼに水を張ったところに二、三羽のハクチョウが
羽を休めていた。
これを見た住民が翌年また水を張ったところ、今度は12,3羽のハクチョウが
住みつくようになり、以来、毎年シベリアからハクチョウが訪れるようになった。
近くにエサ場になる常願寺川があり、今では数が増えて500羽ほどが
羽を休めるようになったという。
週末になれば家族連れや天気が良いと立山連峰を背景に北帰行に備え
飛行訓練をするハクチョウを写すカメラマンで賑わう。
中には写真のような親子で?訓練飛行するハクチョウもいてほほえましい光景もみられる。
ハクチョウは11月下旬に飛来し、翌年の3月中頃には北へ旅立つ。


ペンタックス645N 55_レンズ F2.8
絞り優先オート F6.7 1/350秒 プラス0.3補正
フジクロームベルビア100F(RVPF)