お天気ことわざでは、霜の降りた日は穏やかな日よりになる―。
そんな日は風もなく放射冷却でいつもより寒い朝だ。
里山に映える剱を狙ってカメラを構えた。残念ながら山は逆光、
木々にも朝日が当たるまで大分待たなければならなかった。
山野を彩る木々の多くは、ドングリのコナラやミズナラだろうか、
華やかさはないが、それも落葉したら景色はいよいよ冬になる。
「山眠る」という言葉が思い浮かぶ。