剱の頭のてっぺんから東の方向(後立山)を眺めると、
足下に恐竜の背中のような鋭い岩峰が立ち並ぶのが八ツ峰。
峰はそれぞれ八つに分けられ、一峰から五峰を下半、六峰から八峰までを上半という。
先日、山岳ガイドの助けを借りてはじめて下半を縦走することができた。
八ツ峰の一峰からの眺めは、写真左下に万年雪渓が残る長次郎谷をはじめ、
左から源次郎尾根二峰、本峰、右下には、八ツ峰二峰から五峰へ、さらに息を呑む岩峰が稜線まで屹立する。一番右端の小さな突起が小窓ノ王でその下の小さな雪渓が三の窓。
天候にも恵まれ五体が震えるほど「岩と雪の殿堂」を堪能した。