雷鳥坂を登り詰めると、剱御前小舎がある標高2750bの別山乗越にたどり着く。 ここで尾根は、剱御前から本峰へ、または別山へと続く二手に分かれる。
4,5月にかけて立山や剱岳周辺では雷鳥のオスが、岩の上で縄張りの見張りに立つ姿をよく見かける。 近寄ってもさほど警戒心もなく、格好の被写体になってくれる。
小屋の裏手から別山へ向かう途中、一羽の雷鳥に出会った。 この尾根では立山や大日岳、薬師岳などをバックによく雷鳥を撮った。 6月にはいると巣ごもりのため姿を見かけなくなる。