2013年1月19日
剣岳遠近(おちこち)
標高ごとに変化 樹木の表情  早月尾根・標高1100b付近から

早月尾根は剱岳へ登頂する冬山の入門ルート。標高ごとに変わる樹木の表情が面白い。

松尾平の標高1035b付近では、ミズナラやブナなど冬枯れの森に緑葉の立山スギが点在する。 雪をまとったスギの巨木は神々しい。 古木の内部は朽ちて空洞になっていた。 

写真のスギは「一服杉」の名があると、ガイドの池田さんが教えてくれた。さらに高度を上げる。コメツガ、シラビソ、ダケカンバなど雪に耐える木々の樹形は個性的だ。

この日は、風雪が強く、標高約2200bの早月小屋に向かうのは諦め、途中で引き返した。