2021年11月22日

 

剣岳遠近(おちこち)

厳しい冬の世界近づく  上市町 小又川林道上空から

 

 周りを険しい山々に囲まれた谷間の一角からドローンを離陸させた。徐々に高度を上げていくと大きな尾根の背後にそれまで隠れていたうっすらと新雪をかぶった剱が姿を現してきた。

 地上からでは見ることのできない景色をしばらくの間、独り占め。秋光が射(さ)す尾根の先端は標高1255メートルの中山だろうか?

 剱から左に伸びる北方稜線(りょうせん)の一番左のピークが赤谷山、その下部がブナクラ乗越(のっこし)になる。

 この穏やかな景色が厳しい冬の閉ざされた世界に変貌(へんぼう)する日も近い。