2021年7月25日
剣岳遠近(おちこち)

短い夏 謳歌する高山の彩り  剱沢から

 剱の夏山を背景に爽やかな青空に映える白い清楚(せいそ)なハクサンイチゲの花を組み合わせてみた。黄色の花はミヤマキンポウゲで、どちらも高山の夏を彩る代表的な花だ。

 これまで四季折々の剱岳に似合う花は何?をテーマに、桜にはじまり、梅や菜の花、花桃、ニセアカシア、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)や椿(つばき)、ウワミズザクラ、タニウツギ、ムラサキヤシオツツジ、コバイケイソウ、コマクサなどの花々を掲載してきた。

 平地や里山、山麓(さんろく)に咲く花も美しいが、可憐(かれん)な高山の花たちは短い夏を謳歌(おうか)する。「花の命は短い――」のごとく、人生も?