2017年7月9

剣岳遠近(おちこち)

雨霧に赤黒く浮き立つ木肌  上市町 中山五本杉平から

 梅雨の最中、中山にある五本杉を撮りに出かけた。本降りの中、30分ほど登るとカッパの中は蒸れて全身汗まみれ。頭から顔中が滝の汗になった。

 1千メートル辺りから立山杉の巨木が現れ、小一時間で目的地に到着。以前にも2、3度ここで同じ巨杉を撮影したことがあったが、どれも平凡だったので、雨霧の日を選んできた。

 雨にぬれた木肌は赤黒く浮き立ち、バックは霧で幻想的に、立山杉独特のフォルムや力強さが表現できたと思う。槍、穂高はカラマツやシラカバが、剱、立山には立山杉にダケカンバが似合いそうだ。