2019年5月19

剣岳遠近(おちこち)

湾と氷河背に 萌える里山  能登半島から

 能登半島から、若葉が萌(も)える里山と残雪の剱を撮ってみた。杉林の深緑に、様々な木々が芽吹いた「緑」の濃淡が優しく入り交じっていた。

 氷見市の石川県との県境近くの峠から、車で人気のない林道に入ってようやくこの場所を見つけた。いい景色だなと思っても、鉄塔や送電線などの障害物があってなかなか思うように撮れないのが現状だ。

 右端に青く写っているのは富山湾、左の山並みは毛勝三山で、剱の左の縦長の細いY字の雪渓が池ノ谷(いけ・の・たん)。その右側にあたる「池ノ谷右俣(みぎ・また)」が2018年、剱岳では三ノ窓、小窓に次いで三つ目の氷河と認定された。